日本新薬グループ共済会では、介護に直面した社員が仕事と介護を両立しながら安心して働くことができる職場環境の整備に取り組んでいます。その一環として、「仕事と介護の両立支援セミナー」を開催しています。

今年度は “認知症” をテーマとして開催します。

～2025年には高齢者の５人に１人が認知症に～

本セミナーでは、注目を集めている認知症ケア技術のひとつである「ユマニチュード」についてお伝えします。

「ユマニチュード」はフランス発祥で、40年以上の歴史があり、近年、日本の医療や介護の現場でも知られるようになりました。その効果は、ときに劇的であることから“奇跡”“魔法”と称されることもあります。

フランス語で「人間らしさ」を意味する「ユマニチュード」、認知症の人や高齢者に限らず、ケアを必要とするすべての人に向けた、知覚・感覚・言語による包括的コミュニケーションに基づいたケア技法です。

ご存じの通り、認知症は高齢になるほど発症する危険が高まります。

誰しも歳をとれば起こりうる、身近な病気でもあります。高齢化がさらに進み、認知症の患者数がさらに膨らんでいくことは確実とされています。

厚労省の発表した推計によれば、団塊の世代が75歳以上となる2025年には、認知症患者数は700万人前後に達し、65歳以上の高齢者の約５人に１人を占める見込みです。

また、認知症は高齢者だけの病気ではありません。

65歳未満で認知症を発症する場合もあり、「若年性認知症」と呼ばれています。若年性認知症はアルツハイマー型が多く、特に40代、50代の働き盛りで起こると老年性の認知症よりも早く進行し、症状も重くなる傾向があります。

アルツハイマー型認知症は発症したら根治治療は不可能とされていますが、このアルツハイマー型認知症の軽度認知障害（MCI）と言われる段階があります。

放置により、アルツハイマー型認知症を発症すると考えられているため、アルツハイマー型認知症と併せて知っておきたい障害です。

認知症は、親の介護だけでなく、現役であるご自身にとっても決して無縁ではありませんので、自分ごととして考えてみてください。

ご参加のほど、よろしくお願い申し上げます。

※本セミナーは、2020年3月25日に開催を予定していましたが、新型コロナウィルス感染拡大防止のため延期していました。実施方法をオンラインに変えて実施します。

日　時：　2020年11月13日（金）　①10:00～11:30　②13:00～14:30　

   ①②ともに同内容です。どちらかでご参加ください。

   ※受講時間は、離席扱い（勤務時間）となります。

実施方法：　オンライン　

  ※社内または在宅にて、ご都合のよい場所で受講してください。

内容および講師：

◆認知症ケア技術のひとつである「ユマニチュード」のご紹介（約60分程度）

   オフィス ヒューマン　キャリアデベロップメントアドバイザー 　杉山 久美子 氏

◆脳検（脳の活性度・認知機能を検査するテスト）のご紹介（約20分程度）

   ※認知症の兆候といわれている「認知機能の低下」を、正常時から定期的にチェックできるテスト

   脳活性化総合研究所 事業開発ディレクター　千村　剛 氏

【予告】 後日、脳検を無料で受けていただけるキャンペーンのご案内 をいたします。

   （脳検対象者：40代以上の会員 または 父母）

    脳検に興味のある方は、ぜひ、ご出席ください！

定　員：　各回 50名程度

   ※①②のどちらかに偏った場合は、調整させていただくことがありますので、ご了承ください。

申込期限：　11月 5日（木）

   お申込みいただいた方には、後日ご参加にあたってのご連絡をさせていただきます。（11月9日(月)送信予定）

ご不明な点がございましたら、共済会事務局までご連絡ください。